映画紹介


みんなで働く みんなで生きる  ~あたらしい 働き方 のはなし〜
 
  「小さな共生社会」をつくる新しい働き方
                                   スカイツリーの下で繰り広げられる 
                                                             まちの人々とワーカーズコープの物語
 
成果主義・効率優先・格差・貧困がすすむなか、働くことに生きがいを持てない時代。
それでも国は経済成長を最優先課題として拡大再生産を繰り返し、グローバル化に
突き進んでいます。 働く場を求めても他人と比べられ、選別され、未来への希望が
見出せなくなっている若者たち。いつどうなるかもわからない非正規雇用の蔓延。
 
そして居場所さえ失う人たちと、大きな不安が私たちを覆っています。
このような時代、私たちは何を求め、未来をみつめていくのでしょう。
世の中のめまぐるしい変化の中で、あらためて人と人、地域、社会との
結びつきを再生することが求められています。
 
自分たちの明日を自分たちで耕しはじめている人々がいます。
ワーカーズコープ=労働者、使用者という区別はなく、経営方針から
具体的な仕事まで、一つ一つをみんなで決めていく…ちょっと面倒臭い、けど、
てんてこ舞いしながら話し合いを繰り返すなかで、「イキガイ」や「キズナ」が育まれます。
 
どこかにある桃源郷ではなく、いまいるところで、地域の人と支え、支えられ、
未来を耕し、培うもの…地域の中に溶け込んで、こころを合わせ、力を合わせ、
助け合って働いていく。
そこには新しい時代にむけてのかすかな光への芽生えがありました。
 
【ワーカーズコープとは…?】
一人一人が出資し、平等な立場で事業、経営に参加できる働く者の協同組合。
つまり
各々が経営者であり労働者。地域に必要とされている仕事を協同の力でおこし、必要な
資金も自らで集め、事業計画、報酬等全てを合議制で決め、全員が経営にも責任を持つ。
協同組合の理念・原則のもとで社会連帯を求める「協同労働の協同組合」です。
 

≪映画に登場するまちと人々≫ キーワード解説・被写体紹介
 
■松元ヒロ
1952年10月19日鹿児島県生まれ。鹿児島実業高等学校、法政大学法学部政治学科を卒業後、プロのパントマイマーとなり全国を巡り、コミックバンド「笑パーティー」のメンバーとしてコントの世界に進出。独自のマイムコントの世界を創造する。1985年「お笑いスター誕生」で優勝。 1988年コント集団「ザ・ニュースペーパー」の結成に参加。村山前首相を演じ注目を集める。以後一人芝居やマイムのニュースなどキャラクターを活かした独特な舞台でその個性を発揮。1998年11月独立以後、定期ソロライブ開催、全国各地のイベントなどにゲスト出演するなど、  
                        活躍の幅を広げ続けている。その芸は「立川談志・日本の笑芸百選」にも選ばれるほど定評がある。
 
■八広はなみずき児童館
2006年4月、墨田区の直営からワーカーズコープの運営に移行。乳幼児から18歳までの子どもたちが利用している。当初、一民間業者と見られていたワーカーズコープ。組合員(職員)たちは、コミュニティの核としての児童館を作ろうと徹底して地域に出ていった。小学校の統廃合に伴って、子ども会主催の餅つき大会を児童館が受け継ぐことになったが、若い職員は、本当にやれるかどうか不安を抱く。他の職員と話し合い、地域の方々に協力をお願いしながら、一緒に作り上げる苦労を経て成長していく。
 
■立花児童館
2006年4月、墨田区の直営からワーカーズコープの運営に移行。東武亀戸線東あずま駅のそば、立花一丁目団地の一角にある児童館。地域で支える子育てを構想し、地元の町会、民生児童委員、学校長などに呼び掛けて地域運営委員会を開催。親や地域の人の応援で新たな子育て支援の事業を起こす。
〈内藤郁代さん〉愛知県出身。夫の転勤で東京に移り、保育園勤務を経て、2006年ワーカーズコープ加入。  立花児童館館長を経て、現在、墨田エリアマネジャー。
 
■いきいきプラザ

2004年12月に墨田区が設置し、ワーカーズコープが運営する元気高齢者施設。年間60,000人が利用し、    健康づくりや生きがい活動を行っている。
〈高浜和行さん〉1954年東京都荒川区出身。1977年より東京都中学校保健体育科教諭として教職に従事。2006年よりワーカーズコープに入り、いきいきプラザのトレーニング指導員として勤務。2008年より同施設長。 ワーカーズコープの介護予防事業(健康体操、ウオーキング)の責任者として、養成講座の企画や各地での     講演・指導などを行っている。日本ウオーキング協会公認指導員、介護予防運動指導員、墨田区介護予防サポーター養成講座講師。
 
■あゆみケアサービス、玉ノ井プラザあゆみの舎
2000年4月、介護保険スタートと同時に訪問介護事業を中心に、墨田区鐘ヶ淵に事業所を設立。地域のネットワークを生かして介護保険事業だけでなく、家探し、大掃除、引っ越しから生活保護の申請補助や亡くなった後のお葬式まで、地域のネットワークを最大限生かし、高齢者の生活を丸ごと支える活動を行っている。2012年7月、玉ノ井地域に、泊まりも備えた小規模多機能型の介護施設を建設した。
〈大谷みちこさん〉家政婦紹介所の登録ヘルパーという身分の不安定さに疑問を感じ、そこを飛び出して2000年ワーカーズコープに加入、あゆみケアサービスを設立。現在、あゆみケアサービス所長、玉ノ井プラザあゆみの舎所長。
 
〈銭谷黎子さん〉
介護が必要な母親と二人で暮らしながら、あゆみケアサービスの訪問介護をはじめ                 福祉サービスを利用するとともに、近所の人たちや八百屋さんなど多くの人の支えで生活している。
 
 
 

STAFF 紹介
 
ナレーター  宮崎美子
ショートコント  松元ヒロ
企画・原案  永戸 祐三
撮影  西島 房宏
音楽  加藤 敏樹
音響効果  八重樫 健二
編集  古賀 陽一
プロデューサー  川邉 晃司  成田 誠
監督  森 康行
 
「ワーカーズ」製作委員会」
堀田 剛  青山 千詠子  古賀 直子  服部 公紀  高岡 圭介
 
協力 
パル墨田 あゆみケアサービス 八広西八町会 白髭東第一自治会 玉の井町会 墨田区立立花東町会 立花一丁目団地六号棟自治会 とんかつ あづま 白井泰治 二葉クラブ ウィルケアセンター 柳原リハビリテーション病院 
医療財団法人 健和会 すみれ訪問看護ステーション 医療財団法人 健愛会 クリニック柳島 ジャパンケア
 
製作・著作  
日本労働者協同組合(ワーカーズコープ) 連合会センター事業団
 
2012年/日本/ドキュメンタリー/94分/カラー/16:9/HDCAM

Comments