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湯浅誠さんらのトークセッション  埼玉 所沢上映会

2013/08/06 22:25 に 『ワーカーズ』映画上映普及委員会 が投稿   [ 2013/08/06 23:05 に更新しました ]
 7月6日、所沢市民文化センター・ミューズでの「ワーカーズ上映会in所沢」(主催:実行委員会)には355人が来場。上映後のトークセッションでは、聖学院大学大高研道教授がコーディネーターを務め、「102(とうふ)工房の豆腐をいただき、おいしかった。みなさんも食べて」と所沢在住の湯浅誠さん。

ワーカーズコープ 所沢☆森の102工房 の中村幸治所長には「なぜそんなに一生懸命なのか。ワーカーズに勤めたきっかけは」と質問。「病院清掃のアルバイト募集広告を見て。最初は自分たちで運営などできるわけがないと思っていた。ところが、患者さんは、私たちの働く姿を見て、『よくやってるね、どんな働き方をしてるの』、と聞いてくる。話し合いで物事を決めるにしても、なかなか話はまとまらないが、みんなで話し合えば地道だが、確実にいいものができあがる。自分たちで決めるから、失敗しても納得がいく。本当に民主的に、ということで前に進める」と発言。

 湯浅さんは、「一人ひとりが主権者で平等だから、民主主義ってめんどくさい。でも、非効率でもしっかり話し合って、一人ひとりの納得感が高まり、主体的に動くようになれば、生産性は高まる。これが私の仮説」とコメント。ワーカーズ・コレクティブきらら の安藤美紀子さんも「失敗もあるし、悩みもあるが、それも含めてワーカーズは面白い」と語りました。

 左から、湯浅さん、安藤さん、中村さん、大高さん

この上映会は、所沢☆森の102(とうふ)工房が中心となって、チケット販売、街頭宣伝等を行い、所沢市内や狭山で参加を呼びかけました。

 2月に実行委員会が立ち上がりましたが、当初、とうふ工房の組合員は、どことなく他人事でした。ミーティングの時に「そろそろ、実行委員会で決まったことを、きちんとやりましょう」と、駅前宣伝を実施することに。

 普段は口数が少ない組合員も、マイクを持つと生き生きとし始めます。嫌がっている組合員に、「この上映会の目的は、私たちのことを地域に知ってもらい、経営も改善し、まちづくりに進むためですよ」と話すと、嫌々ながらも活動します。どうしてもマイクだけは嫌だという組合員は、仲間のチケットを預かり1人で9枚販売しました。組合員一人ひとりが、自分でできることを考え、この上映運動に取り組んだと思います。

 近隣の所沢、狭山で働いている組合員も、チケットの販売、ポスター掲示、街宣の協力を積極的に行ってくれました。上映会はなんとか黒字になりました。今、実行委員会と参加者有志で「映画+まちづくりを考える会」を開始。来年2月には映画の上映イベントを企画しています。

 この映画上映運動を通して、取り組みを継続すれば、運動に発展し、そしてそれが社会連帯経営につながっていくことを強く実感しました。(ワーカーズコープ 所沢☆森の102工房 所長 中村幸治)


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