12月9日 完成記念上映会(虎ノ門・ニッショーホール)での感想文より
投稿日: 2013/01/30 3:58:08
ワーカーズコープが取り組む現場の生の様子がわかりやすく描写されており、一学生として協同労働の実践の在り方がよくわかりました。特に現場の組合員の方、利用者の方、地域の方のあたたかなつながりの姿がご本人の皆様の生の声やライフストーリーによって描かれており、胸に来るものがありました。ショートコントも面白く&深く、楽しく拝見しました。・・・女性(大学院生)
今、若者が就職難and司会の方が言っていらしたように、コミュニケーション下手で就職できないということがあります。こういう働く場所があるなら勧めたいので。・・・女性(東京都練馬区)
就労が困難なおり、民主主義的に仕事を作り出していく取り組みに感動いたしました。特に若者たちが生き生きと仕事ができる機会が今後とも多くできていくことを期待します。・・・男性(埼玉県富士見市)
強い人間のきずなで結ばれた町がまだ日本の中にあるのを知り感動した。これからの日本が再生していく上で大きな原動力になるものだと思います。全国に広がればよいと思います。DNAは各地に残っていると思います。・・・男性(東京都中央区)
「ワーカーズ」とは新しい働き方ということは知っていたのですが、地域の人たちと深くかかわって仕事をしているところに大きな意義があるということがわかりました。田舎でも人のつながりが薄くなってきている時代ですので、もっと多くの人たちに観て欲しいと思いました。松元ヒロさんのストーリーテラーとしての面白さ、音楽もよかった。・・・無記名
映画からは協同労働という働き方という点では理解(わかる)という内容とは言えなかったと思うが、そこで働く人の熱意や想いは伝わってきたと思う。全く知らない(ワーカーズのことを)人でもその部分や地域との・・・・・というところを何となくでも感じてもらえると思うので多くに人に観てもらいたいと思う。・・・無記名
ワーカーズコープは知りませんでした。(ワークシェアは知っていましたが・・・)こういう働き方があるんだと初めて知りました。人と人とのつながりがベースになっている人間らしい働き方かなと思いました。・・・無記名
大変すばらしかった。街の人達の息や生活観がすごく伝わってきました。イチベイさん最高です。格差社会をひた走る日本だからこそ非常に意味ある映画だと感じると共に自分の地域について観ることの大事さを教えていただきました。・・・男性(東京都日野市)
映画「こんばんは」の夜間中学も、なかなか説明がむずかしいものでしたが、「ワーカーズ」の協同労働ということも、不特定多数の皆さんに知ってもらうのは、簡単ではないだろうと思いました。そのむずかしい対象を「人間」を通してわかりやすく描いていると思いました。出てくる人、ひとりひとりが魅力的でした。シンポで出演者が言っていたように、小中学生にぜひ観てもらいたいなと私も観ながら思いました。絶対に子供たちから支持される映画だから子供たちにみてもらいたい。・・・女性(夜間中学講師)
今朝、街角でビラを見かけて、とりあえず場所と時間だけを憶えて、飛び込み参加させていただきました。趣旨をあまり把握しきれていない中、間に挟む小話をふまえてなんとなく理解を深め、どんどん引き込まれていきました。私も普段それなりに近所付き合いをしているかと思うのですが、こんな風に密着して生活している地域というのを目の当たりにし、大変わくわくしました。この映画を多くの人に観てもらって、映画で取り上げられた人々のような地域のつながりの尊さを学ぶことが出来たら素敵だな、と思いました。・・・女性(会社員)
生協の働きについては、知っていた。仕事を作り豊かに働いてゆく事を知り、認識を改めてさせられた。正規雇用が減り、派遣や、非正規が増え、人の尊厳が損なわれている。・・・男性(養護学校)
元中学教員の生きざまには、びっくりした。そこに6年間の臨時職員(美術科)をしていた自分を見た。南部線乗り換えホームで、学校に通勤するまで、何度も乗っては降り、ひと駅おきては乗り、と辛かった苦しかった体調まで甦ってきた。同じような苦しみを味わってた人がいたという映像があることにShock!・・・女性(東京都八王子市)
組合員の皆さんの働きは素晴らしいと思ったと同時に、一人一人が責任を持って働くことは簡単ではないことだと感じました。その大変さ、現実をとらえながら映画になっていたので伝わりやすいと思います。
株式会社の施設が多くなり、社会福祉法人が中心である福祉の世界の中で現場の人の働きが社会全体でかわっていければ良いと思いました。・・・無記名
100の言葉で多くを語るより1つの映像はインパクトがあり理解しやすいと思います。
森監督には今度もっとじっくり時間をかけて「ワーカーズ2」をぜひ撮っていただけたらと思います。・・・女性(北海道札幌市)
生きて行くためには助け合うことが大きな力となる。一人では困難であっても近所の人々、地域の人々の助けがあればつらさが半分になり、つながりができる。誰にでも来る老死。現在40代後半となりまわりでも親しい方が亡くなることが増えてきて、ますます身近なことになってきました。
いとこは20代から正社員で働きつつ、母親の介護を20年以上もしてきました。糖尿病も患い、1日一回必ずインシュリンを打たなければいけない。入院したら仕事終了後、毎日面会、世話で全く自分の時間がなかった20年でした。でも何とか最期までみとられたのは、近所の方々の協力なしではあり得なかったと言っていました。・・・女性(北海道札幌市)
なんでもない日常の生活の中にもいくつものドラマがあるんだなと改めて思いました。また、人と人とのつながりがこんなに残っている場所が東京にあるんだということが嬉しくもあり、自分の働いている職場の地域にはあるのだろうか?と思うとむなしくもなりました。今は関係がない子を叱ると親が怒ってくるということが起こる時代になってきている気がします。そんな中、どう地域の方と関わっていくかは今後の課題だなと思います。・・・女性(東京都墨田区)
今回初めてWorkersの映画を観ました。地域のために、市民のために働く労協ですが、一体何ができるのだろうかという疑問もありました。雇われて働くと言うことは一般的な働き方だが、出資をして働くことにより、一人ひとりが責任を持っているということを改めて感じました。映画を通じて人と人との絆が目に見えて感じることができました。児童館と地域のお餅つき大会、居宅介護、ケア、子育てサポーターなど地域に必要とされることが実際に仕事として成立し、人の温かさを知ることができました。映画を観て実際に自分たちに何ができるのだろうかと考えさせられました。・・・女性(群馬県草津市)