大牟田上映 バンド、琉球舞踊と共演しました

投稿日: 2013/09/05 8:19:19

福岡県大牟田市では、文化会館小ホールで7月21日「ワーカーズ」を上映、160人を超える方々が鑑賞。若い組合員を中心 に実行委員会を立ち上げ、労協センター事業団 筑後エリア一丸となって準備を進めました。上映後、さっそく新規の仕事も獲得しました。(大牟田事業所 堀 幸輔)

上映に、何かあわせたいと思い、まず、ヘルパーステーション海の風の組合員が、知り合いの若いバンド「PeaceMaker」に連絡。出演だけでなく実行委員にもなってもらいました。大牟田事業所の守山佳伸組合員は、大牟田で活躍している 大琉会(沖縄民謡エイサー)に入っていて、こちらにもお願いし、2つ目の共演と共催が決まりました。

大牟田市、みやま市、熊本県荒尾市の後援をもらい、ポスターやチラシが完成したのは、当日まで1カ月ちょっと。そこからチラシ等を持って一斉行動、各自が大牟田周辺の協同組合まわり。

これまで他の協同組合との関わりを持ってこなかったため「何者? という感じ」の受け止め。説明する中で労協を理解していただき、ポスターを張らせてもらい、チケットを預かってくれるところも。協同組合間の連携が、いかに重要かを考えさせられました。

清掃の委託元、医療法人 親仁会(しんじんかい)にもお願いし、米の山(こめのやま)病院、みさき病院、友の会などにポスターを張らせてもらいました。洗濯でお世話になっているコインランドリーには、一番目立つところにポスターを張らせていただき、チケットも買ってもらいました。

雨の日も風の日もくじけずに活動。ショッピングセンターゆめタウン大牟田でチラシ配りも。知らない人に配るのは勇気がいり、はじめは恐る恐る「お願いします」と配る組合員。チラシをもらってくれたらほっとし勇気も出て、10分も経つと、みんな面白いようにあらゆる人にアタック。「こっちチラシ無いよ、持ってきて」と、すごい変わりよう。

チケット5枚の目標に、最初は「売り切れないよ」と何度もいっていた組合員、他人事と思っていたような組合員も、チラシ配りに参加して「自分たちの映画、取り組みなんだ。チケット売らなきゃ」と実感したようで、次々と「5枚売ったよ」の声が。笑みこぼれる顔に私も喜びました。反省点も多くありますが、やってよかったと思いました。

後日、地域懇談会。興味を持たれた2人の地域の方が来られました。これをきっかけに定例化し、仕事おこしへ発展させていこうと思います。

コインランドリーのご主人は、映画で私たちの働き方を理解してくださり「ハウスクリーニングのチラシがあるなら店に張っていいよ」。また、床のワックス掛けなどの仕事を新規にいただき、「作業が終了したら、水羊羹(みずようかん)食べんね」「綺麗になった、年2回してくれ」と信頼ももらいました。