群馬・高崎 1週間限定ロードショー、終了しました

投稿日: 2013/08/12 11:05:55

労協センター事業団 群馬エリアは、7月20~26日、高崎市の シネマテークたかさき で「ワーカーズ」の1週間限定ロードショーを実施。清掃現場を中心に組合員が力を発揮し、地域の方などが鑑賞しました。シネマテークたかさきは、高崎市の中心地にあるミニシアター。地域の方なら、一度は足を運んだことのある映画館。「由緒ある場所での上映、多くの人に観てもらいたい」と、エリアの組合員一同が精一杯、宣伝しました。

まずは先頭をきって、所長や現場のリーダーが中心になり、駅前で宣伝をしたり、商店街のお店を1軒1軒訪問したり。「チラシを受け取ってくれなくて、心が折れそうになった」という声も出ましたが、何とかやりきりました。高崎中央病院の清掃現場を中心に、組合員も知り合いに声をかけ、前売り券を販売。高崎の4つの現場で、売り上げは100枚に達しました。

また、エリアマネージャーや事業推進委員が中心になり、地元の大学や農協、生協、NPO、マスコミ、幼稚園・保育園、サポステ、ハローワーク等を訪問。ワーカーズコープのことや映画上映の取り組みを説明。じわじわと地域に共感が拡がりました。直前には、本部総務部の藤野克彦さんの応援も。30分圏内にあるすべての幼稚園や保育園、文化施設をリストアップし、地図に印をつけ、雨にも負けず、私と半日かけて、車で回りきりました。

準備のハイライトは地域の回覧板に入れるチラシの用意。その数は、なんと1万5千枚。あて名書きや、町会ごとのチラシの仕分けなど、気が遠くなる作業。間に合うか不安になりましたが、清掃の組合員が力を発揮し、なんとか間に合わせることができました。

初日。森監督と記念撮影

初日には森康行監督の舞台あいさつ。上映が始まると、「ワーカーズコープの仕事おこしに関心がある」「左翼の宣伝映画と思ったが、公明正大なドキュメンタリーだった」などと書く方も。アンケートは50通を超え、評判は上々でした。最終日には、現場で誘い合って映画館に。鑑賞後、出てきた組合員の顔は笑顔。大変だったけど、やってよかったな、と実感する上映になりました。

群馬のエリアマネージャー、村上博典さんは「高崎中央病院の清掃現場を中心に、組合員のみんなが積極的に、友人知人や家族に協同労働を語り、映画を宣伝してくれたのがうれしい。職場も明るい雰囲気になった。このムードを活かして仕事おこしにつなげられば」と語っています。(センター事業団 高崎中央事業所 所長 川合良輔)